東京湾アクアラインを渡って南下する内房の海沿いで、牡蠣・ハマグリ・サザエを自分で焼いて楽しめる5軒を、営業時間・定休日・駐車場の情報つきで紹介します。
気温が下がってくると恋しくなるのが、網の上でぷくっと開く貝と、炭火の香り。牡蠣が旬を迎える秋から冬は、内房の浜焼き小屋がいちばん賑わう季節です。東京から木更津までアクアラインで約1時間、そこから国道127号を海沿いに走れば、金谷・保田まで30〜40分。半日あれば「焼いて、食べて、海を見て、温泉で温まる」がまとめて叶います。
この記事では、木更津から保田へ南下する順に5軒を並べました。食べ放題で好きなだけ焼きたい日、漁協直営の定食でゆっくりしたい日、それぞれに合う店が見つかるよう、料金の目安や混雑を避けるコツもあわせてまとめています。
内房 浜焼き・牡蠣スポット5選 早見表
| 店名 | エリア | スタイル | 営業時間 | 定休日 |
|---|---|---|---|---|
| 活き活き亭 金田店 | 木更津(アウトレット前) | 海鮮BBQ・定食 | 平日11:30〜15:00 / 土日祝11:00〜18:00 | 年中無休 |
| 千葉のかき小屋 | 木更津港 | 貝の食べ放題(時間制) | 受付9:00〜15:00 | 1月1日 |
| 海鮮浜焼き まるはま | 金谷港 | 浜焼きバイキング90分 | 平日11:00〜15:00 / 土日祝10:00〜16:00 | 木曜 |
| 漁師料理 かなや | 金谷 | 浜焼き盛り・定食(温泉併設) | 10:00〜18:00 | 12/31〜1/1 |
| 保田漁協ばんや | 保田漁港 | 漁協直営の定食・貝焼き | 平日9:30〜17:45 / 土日祝9:30〜19:30 | 年中無休(本館) |
※営業時間・定休日は季節や天候で変わることがあります。特に連休と年末年始は特別営業になる店が多いので、出発前に各店の公式サイトで最新情報をご確認ください。
秋冬の内房が浜焼きドライブに向いている3つの理由
1. 牡蠣が旬を迎え、貝の種類がいちばん増える
秋から冬にかけては真牡蠣がふっくらと身を太らせる季節。内房の浜焼き店では、牡蠣に加えてハマグリ、サザエ、ホタテ、そして千葉らしいホンビノス貝が網に並びます。殻付きのまま焼いて、開いた瞬間に醤油をひとたらし。寒い日ほどおいしく感じる食べ方です。
2. アクアライン経由で東京から約1時間、海沿いを南下するだけ
木更津金田ICを降りてすぐの店から、国道127号を南へ走って金谷、保田へ。海を右手に見ながら一本道で進めるので、初めての内房ドライブでも迷いません。途中で東京湾フェリーの港や鋸山の登山口も通るので、食後の寄り道先にも困りません。
3. 食後に温泉で温まれる
金谷の「漁師料理かなや」には日帰り温泉「海辺の湯」が、保田の「ばんや」には炭酸泉「ばんやの湯」が併設されています。浜焼きで冷えた体を温めてから帰路につけるのは、冬の内房ならではの組み立てです。
1. 活き活き亭 金田店(木更津)

木更津金田ICを降りて数分、三井アウトレットパーク木更津の真向かいにある海鮮バーベキューの店。千葉の水産会社「厚生水産」の直営で、席のコンロで貝や海鮮を焼くスタイルと、海鮮定食の両方が選べます。アクアラインを渡ってすぐの立地なので、内房ドライブの1軒目にちょうどいい位置です。

平日は11:30〜15:00と昼のみの営業、土日祝は18:00まで。専用の無料駐車場が50台あり、アウトレットの買い物とセットで寄る人も多いので、土日は昼のピークを少し外すと待たずに入れます。悪天候の日は早く閉まることがあるので、雨や強風の日は事前に電話で確認を。
おすすめ

- 席で焼く海鮮バーベキュー(貝・海老など)
- 海鮮定食
| 店名 | 海鮮茶屋 活き活き亭 金田店 |
|---|---|
| 住所 | 千葉県木更津市金田東6-18-1 |
| 営業時間 | 平日11:30〜15:00(L.O.14:30) / 土日祝11:00〜18:00(L.O.17:00) |
| 定休日 | 年中無休(悪天候時は早仕舞い・休業あり) |
| 駐車場 | 専用無料50台 |
| 公式サイト | 厚生水産 活き活き亭 金田店 |
2. 千葉のかき小屋(木更津港)

木更津港の赤い橋「中の島大橋」のそばにある、テント式の牡蠣小屋。同じく厚生水産の直営で、店内の生簀で泳ぐ貝を選んでからテントの炭火で焼く、時間制の食べ放題スタイルです。牡蠣・ハマグリ・サザエ・ホンビノス貝を中心に、土日祝は食べ放題の食材が増えます。
受付は9:00〜15:00で、食材がなくなり次第終了。コースは貝中心のものから海鮮全般が対象のものまで複数あり、料金の目安は1人3,500〜4,500円前後です(内容・料金は時期で変わるので、最新情報は公式Facebookをご確認ください)。牡蠣の食べ放題は入荷がある期間限定で、過去には12月から約半年間の提供でした。秋に訪れる場合は、牡蠣の提供状況を事前に公式Facebookで確認しておくと安心です。提携コインパーキングが55台あり、買い物をすれば平日60分・土日祝120分が無料になります。併設の売店では車海老や干物も買えるので、お土産探しはここで。
おすすめ

- 牡蠣・ハマグリ・サザエ・ホンビノス貝の炭火焼き食べ放題(時間制)
- 売店の車海老・干物(お土産)
| 店名 | 千葉のかき小屋 |
|---|---|
| 住所 | 千葉県木更津市富士見3-4-43 |
| 営業時間 | 受付9:00〜15:00(食材終了次第、早仕舞いあり)/売店8:00〜17:00 |
| 定休日 | 1月1日 |
| 予算目安 | 3,500〜4,500円 |
| 駐車場 | 提携コインパーキング55台(買い物で平日60分・土日祝120分無料) |
| 公式サイト | 厚生水産 千葉のかき小屋 |
3. 海鮮浜焼き まるはま(金谷港)

東京湾フェリーの金谷港にそびえる黒い建物が「まるはま」。90分の浜焼きバイキングで、牡蠣・ホタテ・サザエなどの貝類、海老、金谷名物のアジフライ、さらに肉・カレー・デザートまで食べ放題。ソフトドリンクも飲み放題なので、海鮮が苦手な同行者がいても安心です。
料金は大人4,950円(食べ放題4,400円+席料550円)、小学生3,300円、6歳以下は席料550円のみ。予約は受け付けておらず、受付は平日9:30、土日祝9:00から始まります。土日祝は受付150組で締め切りになるので、開店前の到着が確実。約100台の駐車場があり、待ち時間は隣接の「ザ・フィッシュ」の売店やフェリーの港を眺めて過ごせます。
おすすめ
- 殻付き牡蠣・ホタテ・サザエの浜焼き
- 焼いた魚介をのせる自作シーフードカレー
- 金谷名物のアジフライ


| 店名 | 海鮮浜焼き まるはま |
|---|---|
| 住所 | 千葉県富津市金谷2288 |
| 営業時間 | 平日11:00〜15:00(L.O.) / 土日祝10:00〜16:00(L.O.・受付150組で終了) |
| 定休日 | 木曜日(祝日の木曜は営業) |
| 料金 | 大人4,950円 / 小学生3,300円 / 6歳以下550円(90分・税込) |
| 駐車場 | 約100台 |
| 公式サイト | 海鮮浜焼き まるはま |
4. 漁師料理 かなや(金谷)

国道127号沿いの高台に建つ、450席の大型海鮮食堂。晴れた日は東京湾越しに富士山や三浦半島まで見渡せます。生簀の魚を選んで調理してもらう活魚料理から、浜焼き盛り合わせ、地元金谷の海藻「かじめ」を使った汁物まで、メニューは約150種。食べ放題ではなく単品・定食スタイルなので、量を調整しながら貝も魚も楽しみたい日に向いています。
営業は10:00〜18:00で定休日は年末年始のみ。230台の駐車場があり、大型連休でも停めやすいのが強みです。同じ敷地に日帰り温泉「海辺の湯」とお土産市場が併設されているので、浜焼きの後に温泉で温まってから帰る流れが組めます(足湯は11〜3月は休止)。
おすすめ
- 浜焼き盛り合わせ(2,000円〜)
- かなや定食(3,080円)
- 磯八釜飯Bセット(2,805円)
- かじめ汁


| 店名 | 漁師料理 かなや |
|---|---|
| 住所 | 千葉県富津市金谷525-17 |
| 営業時間 | 10:00〜18:00(L.O.17:30)※連休・夏季は変更あり |
| 定休日 | 12月31日〜1月1日 |
| 予算目安 | 1,500〜3,000円 |
| 駐車場 | 230台 |
| 公式サイト | 漁師料理かなや |
5. 保田漁協ばんや(鋸南町・保田漁港)

保田漁港の目の前にある、漁協直営から始まった食事処。朝獲れの地魚をその日のうちに寿司や丼、煮物、焼物にして出すスタイルで、房州名物のさんが焼きやホンビノス貝の貝焼きも揃います。土日は行列ができる人気店ですが、平日の9:30〜11:00と15時以降は比較的落ち着いています。
本館は年中無休で、平日は17:45まで、土日祝は19:30まで営業。約200台の無料駐車場があります。敷地内の高濃度炭酸泉「ばんやの湯」(火曜定休)で汗を流してから、鋸南保田ICに乗れば帰路も楽です。内房ドライブの最南端の一軒として、ここで折り返すのがおすすめです。
おすすめ
- 朝獲れの寿司・海鮮丼
- さんが焼き・ホンビノス貝焼き
- あら煮


| 店名 | 保田漁協ばんや 本館 |
|---|---|
| 住所 | 千葉県安房郡鋸南町吉浜99-5 |
| 営業時間 | 平日9:30〜17:45(L.O.17:00) / 土日祝9:30〜19:30(L.O.18:45) |
| 定休日 | 本館は年中無休(新館・ばんやの湯は火曜定休) |
| 駐車場 | 約200台・無料 |
| 公式サイト | 保田漁協ばんや |
北から南へ、内房を1日で走るモデルコース
| 時間 | 立ち寄り先 | ポイント |
|---|---|---|
| 9:00 | アクアラインで木更津へ | 海ほたるPAで小休止。土日は9時台に渡ると渋滞前に抜けやすい |
| 9:30〜 | 千葉のかき小屋(木更津港) | 受付開始直後に入ってテントで貝を焼く。売店でお土産も |
| 12:00 | 国道127号を南下 | 海を右手に金谷へ約40分。富津岬や東京湾観音は寄り道候補 |
| 13:00 | 漁師料理 かなや | 昼のピーク後にゆっくり。食後は海辺の湯で温まる |
| 15:30 | 保田漁協ばんや | 遅めの2食目に朝獲れ寿司かさんが焼き。ばんやの湯も選択肢 |
| 17:00 | 鋸南保田ICから帰路 | 館山道〜アクアラインで東京へ約1時間30分 |
食べ放題を軸にするなら「木更津のかき小屋 → 金谷のまるはま」の2軒に絞り、定食派なら「かなや → ばんや」の組み合わせが無理のない量です。まるはまを入れる日は受付順なので、木更津を飛ばして直行するほうが確実です。
浜焼きを気持ちよく楽しむための3つのコツ
- 服装は「煙に強い上着」で:炭火の煙と貝の汁が飛ぶので、洗いやすいアウターと使い捨て手袋(店に用意がある場合も)があると安心です
- 殻付きの貝は平らな面を上に:ハマグリやホンビノス貝は膨らんだ側を下にして焼くと、開いたときに汁がこぼれにくくなります
- 運転手はノンアルで:各店とも缶のノンアルコールビールやソフトドリンクが用意されています。帰りの運転を考えて、飲む人と運転する人を先に決めておきましょう
アクセス:東京・横浜方面から内房へ
- 東京湾アクアライン経由:川崎浮島JCTからアクアラインで木更津金田ICまで約20分。金田店・かき小屋はここから5〜10分。金谷へは館山道〜富津館山道を経て金谷ICまでさらに約40分
- 京葉道路・館山道経由:都心から市原IC〜木更津南ICまで約1時間30分。アクアラインが渋滞している連休の朝はこちらが安定します
- 三浦半島から東京湾フェリー:久里浜港から金谷港まで約35分。横須賀・三浦方面からは車ごとフェリーで渡り、まるはま(金谷港すぐ)から内房ドライブを始めるルートも組めます
まとめ
内房の浜焼きは、アクアラインで渡ってすぐの木更津から、金谷・保田まで海沿いを南下するだけで5軒が並ぶ、冬のドライブにちょうどいいルートです。牡蠣が旬の秋冬は貝の種類がいちばん豊富で、食後に温泉で温まれる店も2軒。食べ放題派か定食派かで組み合わせを決めて、駐車場の余裕がある午前中の早い時間に出発してみてください。
営業時間や食べ放題の内容は季節と天候で変わります。出発前に各店の公式サイトで最新情報を確認してから、貝の焼ける音を聞きに内房へ出かけましょう。






